アマファーム(アスペルギルスオリーゼ醗酵抽出物)
アマファームは、ルーメン内細菌のエサとなり、菌の成長と粗飼料の分解を促します。
ルーメン内“真菌”の成長が実証されているのは、世界でアマファームだけです。
当社では、アマファーム原末・アマファームMIX・アマファームPLUS・アマファーム21の4商品を取り扱っています。
下の2枚の図は、アマファーム給与前(左)、給与後(右)を示しています。
- ルーメン内の
粗飼料分解
(左図) - アマファーム
給与後(右図) - こんなときに
- 粗飼料は、ルーメン内細菌(繊維分解菌・真菌など)によりVFA(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)に分解されます。
- 図の緑色:粗飼料、青色:真菌、赤色:繊維分解菌を示しています。
- ルーメン内では、真菌(青)が粗飼料(緑)を砕き、その中を繊維分解菌(赤)が侵入し、粗飼料を内側からも分解します。(左図)
- アマファームは真菌の菌糸(青)、繊維分解菌(赤)を成長させ、繊維分解を促進させます。(右図)
- さらに、ルーメン細菌が増加するため、微生物態タンパク質量が増加します。
- ルーメン環境の改善に。
- 消化率の向上に。
- 夏場の食い込みUPに。
- 子牛の早期ルーメン発達に。
アマファーム 紹介動画
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メガラック
牛用に開発されたルーメンバイパス油脂です。
パーム油を原料とした脂肪酸カルシウムです。
高いエネルギー価を持ち、効率的なエネルギー供給を可能に。
乳量UP、繁殖成績向上が期待されます。
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- エネルギーギャップ
- エネルギーギャップが
招くリスク - 泌乳牛への効率的な
エネルギー供給に
- 乳牛はクロースアップ期から胎児の急激な成長によりエネルギー要求量が増加します。
- 特に泌乳初期の乳牛は急激な乳量の伸びでエネルギー要求量が増加しますが、対する飼料摂取量の伸びが緩やかな為、乳量に見合ったエネルギーを摂取できず、エネルギーギャップが生じます。
- 不足するエネルギーは体に蓄えた脂肪で補われます。
- 分娩後のエネルギーギャップが長引くと、肝臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝になる割合が高くなります。脂肪肝により肝機能が低下すると、代謝障害による疾病が発生しやすくなります。
- また、分娩後のエネルギー充足度が低い乳牛は、受胎率が低下し、繁殖成績に影響します。
- メガラックは代表的なエネルギー源であるトウモロコシの約3倍のエネルギーがあり、効率的なエネルギー供給が可能です。
- 特にエネルギー要求量の高いクロースアップ期から泌乳ピーク時に給与する事により、乳量の増加、泌乳初期の体重減少の抑制、種付け/受胎率の改善が期待できます。
- エネルギー源としてトウモロコシ等を過給するとアシドーシス等のリスクが高まりますが、メガラックは脂肪酸カルシウムですのでルーメンをバイパスし、ルーメン内発酵を妨げません。
メガマックス
牛用に開発された '次世代型' ルーメンバイパス油脂です。
メガラック同様、パーム油を原料とした脂肪酸カルシウムです。
近年研究されてきた、パルミチン酸(C16)とオレイン酸(C18:1)の黄金比率の状態でかつ高いバイパス率を保ったまま、世界で初めて製品化しました。(2019年)
乳量・乳脂肪にアプローチできることはモチロンのこと、産後の体重減少を緩やかにできる報告がなされています。
- 黄金比率
- 産後の体重減少と
繁殖の関係 - メガマックスの
'ココ'がすごい!!
- 世界ではパルミチン酸濃度が高い製剤(メガファット等)と、オレイン酸濃度が高い製剤(メガラック等)を組み合わせて、あらゆるパターンの脂肪酸組成が研究されてきました。
- その中で、体脂肪へアプローチできる黄金比率が見つかりました。
- メガマックスは、この比率を世界で初めて製品化に成功したバイパス油脂です。
- 乳牛は産後に乳量が伸び、エネルギーギャップが生じるので、不足分のエネルギーは体に蓄えた脂肪で補われます。
- 産後の急激な体重減少は母牛にとても負担がかかるので、その後の繁殖成績にも悪影響を与えると言われています。
- 体重減少に期待できる油脂といった、これまでの油脂製品に無いコンセプト!
- 粒のばらつきが大きいことで、タンク内のブリッジング防止!
- パームのニオイが脱臭されているので、原料向けに最適!
メガファット
パーム油を99%以上使用した飽和脂肪酸です。
乳脂肪対策で注目されるパルミチン酸(C16:0)の濃度は95%以上です。
夏場の乳脂肪対策にぜひお試しください。
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ソリス・ソリスモス
ソリス・ソリスモスは、鉱物系・鉱物系+酵母細胞壁のカビ毒吸着剤です。
鉱物の種類はモンモリロナイト・ナトリウムのため、膨潤性が優れており給与量が少なく、経済的です。
イオン交換によって、カビ毒を吸着し、体外へ排出させ、ナトリウムイオンを放出し、体内へ吸収させます。
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- ソリス
- ソリスモス
- 環境中のカビは有害なマイコトキシン(カビ毒)を生産します。
- 乳牛がカビ毒を摂取した場合、乾物摂取量低下/繁殖成績低下/免疫力低下を引き起こすと言われています。
- カビ毒は分解されにくい特性のため、鉱物系の吸着剤で吸着させ、排出させることが一般的です。
- ソリスはイオン交換能が高い上、膨潤性に優れているため、少量でも優れたカビ毒吸着能力を発揮します。
- ソリス・モスは、ソリスに酵母細胞壁を加えた総合カビ毒対策飼料です。
- 酵母細胞壁には、β-グルカン/マンナンオリゴ糖が豊富に含まれ、免疫強化作用や、腸管内の病原菌の発育抑制が期待でき、カビ毒によるダメージを軽減します。